歌が上手くなる方法|音程・声量・高音を基礎から整える

歌が上手くなる方法|音程・声量・高音を基礎から整える 歌が上手くなる方法

カラオケで好きな曲を歌いたいのに、音がずれる。声が小さくなってしまう。高音になるたびにヒヤヒヤする。

そんなふうに感じたことはありませんか。

歌いたい気持ちはあるのに、思うように声が出ないのはもどかしいですよね。でも、うまく歌えないのは才能のせいではなく、多くの場合「何をどの順番で練習すればいいか」を知らないだけです。

音程・声量・高音・リズム、それぞれに練習のアプローチがあります。順番通りに積み上げていけば、着実に変わっていきます。この記事では全体の地図を整理して、各テーマの詳しいやり方へ案内します。

歌が上手い人は何が違うの?

歌が上手い人は何が違うの?

上手い人と聴いていて感じる人には、共通点があります。音程・声量・リズムを、自分でコントロールできているということです。

「生まれつき音感がある人だけが歌える」という話は、よく聞きます。でも実際には、これらは全部「要素」に分かれていて、それぞれに練習法があります。音感も、訓練すれば鍛えられるものです。

一度にすべてを磨こうとするとパンクするので、一つずつ取り組んでいくのがコツです。まずは全体像を把握してから、自分がどこを練習すべきかを見極めましょう。

歌が上手くなる第一歩は、音程を合わせるところから

「歌が上手い」と感じてもらえる要素の中で、もっとも差が出やすいのが音程です。音程が合っていると、声量が小さくても「歌える人だな」という印象になります。逆に、どんなに声が大きくても音がずれていると聴きにくく感じます。

練習の入口はシンプルです。

スマートフォンのピアノアプリを使って、1つの音を鳴らします。その音と同じ高さで声を出す。これだけです。最初は「ド」一音だけでかまいません。合っているかどうか、自分の声を録音して聴き返す。ここで初めて、音がどのくらいずれているかが分かります。

1音で合わせる感覚をつかんだら、少しずつ音の幅を広げていきます。焦って曲を歌い始めるより、この段階を丁寧にやるほうが後が早いです。曲に進んだら、お手本の音源と自分の録音を聴き比べて、どこがずれているかを確かめると、直すところが見えやすくなります。

音程の練習について、より詳しくはこちらで解説しています。

音程が取れるようになる方法

声量と発声の土台をつくる

音程が合ってきたら、次は声量の安定です。声が小さかったり、出し方がばらばらだと、音程を合わせる練習も効果が出にくくなります。

声量の土台は、腹式呼吸にあります。胸で息を吸うより、おなかを使って深く息を吸い、吐くときに声を乗せる。この感覚をつかむと、声がぐっと安定してきます。

発声の基礎練習としてよく使われるのが、以下の3つです。

ロングトーンは、同じ音を一定の声量で伸ばし続ける練習です。息の使い方のムラが分かります。リップロールは、唇をぷるぷると震わせながら声を出す練習で、喉への負担が少なく体をほぐすのに使いやすいです。ハミングは鼻から音を出す練習で、声の共鳴を感じやすく、ウォームアップにも向いています。

まずはこの3つを毎日5分、声を出す前のウォームアップとして取り入れてみてください。

声量の練習について詳しくはこちら。

声量が出るようになる方法

発声の基礎についてはこちらも参考にしてください。

発声の基本

高音の壁を越えたいと思ったら

「サビになると声が裏返る」「高い音になるほど喉が締まる感じがする」という悩みは、歌の練習をしている人なら一度は通る道です。

高音は、力めば力むほど出にくくなります。喉に力が入ると、声帯が過剰に締まってしまい、逆に音が出づらくなるからです。高音域で声がひっくり返る(裏返る)のも、力みが引き金になることが多いです。あわせて、地声と裏声の切り替えがうまくいかないときにも起こります。

方向性としては、喉を締めず、息をうまく使いながら声を出すこと。具体的な練習法については下の記事で詳しく解説しています。

高音が出るようになる方法

リズムに乗れると、歌が一気に生きてくる

音程・声量が整ってくると、次に気になってくるのがリズムです。リズムに乗れている歌は、多少音程がブレていても「うまいな」と感じます。逆にリズムがもたついていると、音程が合っていても「なんか歌いづらそう」という印象になります。

練習の基本は、メトロノームを使って拍を体に入れることです。アプリで簡単に使えます。最初はゆっくりなテンポに設定して、手拍子や足踏みで拍を刻みます。体でリズムを感じることが先で、そこに音程を乗せるのは後からでかまいません。

曲で練習するときも、最初はテンポを落として歌うのがコツです。速いテンポで「なんとなく」歌えているより、遅いテンポで一音一音をはっきり出せる状態にしてから、少しずつテンポを上げていきます。

練習は短くても、毎日続けるほうが伸びる

歌の上達は、1回2時間の練習より、毎日10〜15分の練習のほうが効果が出やすいです。喉は繊細な器官なので、無理に長く使い続けると疲弊してかえって逆効果になることもあります。

毎日続けるためのポイントは、ハードルを下げることです。ウォームアップのハミングだけでもいい、くらいの気持ちで始めましょう。ハミングしながら音程を確認する、それだけでも積み重ねになります。

声を出せない環境や時間帯は、「曲を聴いて音程を頭でなぞる」だけでもOKです。体を使わなくても、音を耳で追うトレーニングはできます。

練習しているのに、なかなか変わらないと感じたら

音程の練習もして、発声練習もしているのに、思うように声が変わらない。本番のカラオケで急に声が変わってしまう。そんな声をよく聞きます。

技術の練習に取り組んでいても、体に余計な力みや緊張が入っていると、声の出し方に影響することがあります。特に「本番に弱い」という場合、歌の技術だけでなく、体の状態が声に影響していることがあります。

声の出しやすさと体の状態の関係については、こちらで触れています。

カラオケでいつもの声が出ない

喉の力を抜く方法

肩の力を抜く方法

練習の技術と並行して、体の力みや状態を整えることで、声が変わってきたという方がいます。声帯や喉だけでなく、体全体の使い方を見直してみることで、技術が乗りやすくなることがあるようです。プロの歌手が発声練習と同時に体のコンディション管理に取り組んでいるのも、そのためです。

体の使い方から声へのアプローチについては、こちらで詳しく紹介しています。

歌う体の軸を作るメリット

体の使い方を体験してみたい方へ

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