肩の力を抜く方法(スポーツ・歌・楽器)|場面別の整え方

肩の力を抜く方法(スポーツ・歌・楽器)|場面別の整え方 体の基本

リラックスしようとするたびに、なんで逆に固まるんだろう。

歌、楽器、スポーツ、人前で話す場面。どれも共通して「肩の力を抜けると変わる」と言われます。でも、肩の力の抜き方は場面ごとに少しずつ違います。このページでは、場面別の整え方をまとめました。

スポーツ・歌・楽器に共通する「肩の力み」の正体

スポーツ・歌・楽器に共通する「肩の力み」の正体

肩が力むとき、多くの場合は「うまくやろうとする意識」が体に乗ってきています。

歌えば声が出なくなる。弦を押さえるとき指先が固まる。ボールを打とうとして腕が縮む。これらはすべて、力みが動きの流れをさえぎっているサインです。

興味深いのは、肩の力みはたいていひとりでに起きているということです。「力もう」と決めた覚えはないのに、気づいたら肩がすくんでいる。それほど無意識に近いレベルで起きています。

力みが生まれる原因はさまざまですが、体の使い方の土台が影響しているケースがあります。重心や体幹の支えがふらつくと、体は無意識に肩で補おうとします。根っこの部分を整えると、肩の力みがすっと抜けやすくなったという方がいます。

肩だけを「抜こう」としても難しい。そういうときは、体全体の使い方から見直すと変わることがあります。

詳しくは→ 肩の力を抜く方法の基本はこちら

場面別の整え方

歌うとき

声は体全体で出るものです。肩に力が入ると、胸や喉のあたりがぎゅっと締まって、声の通り道が狭くなります。

声楽を習っているある方から、こんな話を聞きました。高音になるほど肩が上がってしまい、音が細くなる悩みを長くかかえていたそうです。何年も「リラックス」を意識してきたのに変わらなかったのが、体の軸となる部分を意識し始めてから、ふわっと肩が落ちる感覚がつかめたと話していました。

歌うときに試せることとして、まず足が地面についている感覚を確かめてみてください。土台が安定すると、上半身の余分な力みが抜けやすくなることがあります。

ピアノを弾くとき

鍵盤を弾くとき、肩から指先にかけて力みが連鎖しやすいのが特徴です。指で弾こうとすればするほど、肩や肘にも力が入ってしまいます。

ピアノを習っている方のなかに、速いパッセージで指がもつれてしまうのは練習量の問題だと思っていた人がいます。実際に試してみると、指よりも肩と肘の力みが先に起きていたことがわかり、そこを整えてから弾いたら指が自然に動いたという経験を話していました。

腕全体をすとんと落とすイメージを持つだけで変わることがあります。特に弾き始めの一音を置くときに、肩からではなく腕の重さで鍵盤に乗せる感覚を試してみてください。

人前で話すとき

プレゼンや発表の場面で、声が上ずる、早口になる、喉がつまる感じがする。これも肩の力みと深くつながっています。

緊張すると体の中心が不安定になり、肩が上がって胸が縮む姿勢になりやすいです。その状態では声が出しにくくなります。

話し始める前に、肩を一度ゆっくり持ち上げてから、すとんと落とす動作を1回やってみてください。一時的なものですが、その場で少し楽になったという方がいます。ただ、本番前だけでは限界があります。日ごろから体の土台を整えておくことで、緊張の場面でも力みにくい体になっていきます。

あなたはどの場面で力みを感じますか

肩の力みは、場面によって出方が違います。でも根っこの整え方には共通するものがあります。

「歌っているとき」「演奏中」「人前で話すとき」など、力みを感じる場面がある方は、まず体の使い方の基本から見直してみてください。肩だけをどうにかしようとするより、体全体から整えるほうが変わりやすいです。

体の使い方を基礎から知りたい方は、体験の場でお伝えしています。

体の使い方を体験してみたい方へ

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